オンライン家庭教師のススメ

ついにコロナの中等症も自宅療養が基本になってしまいました。
これってとんでもないことで、もはや医療崩壊だと思うのですが、ニュースを見る限りではそんなに大したニュースではないように感じてしまいます。

私は昨年からオンライン授業に切り替えて対面授業は一切していないのですが、現在対面授業をしている方は「コロナになったらお互い様ですよね」みたいな感覚ではないかなと思います。
もしコロナになってヤバいとなっても、いざとなれば入院して「まぁなんとかなるでしょ」と思ってるのかなぁと感じます。私もそのように思っていました。

ですが、状況が一変しました。入院できなくなるんです(菅総理は、症状が悪くなればすぐに入院できる体制を提供すると言ってます。言ってますが、どうなんでしょうか。先日も救急車で約100病院に断られていたケースがありました)。

これは怖いです。
今はコロナになっても最悪のケースになるリスクはないだろうと思っている方でも、入院できなくなると話は変わってくると思います。まだデータがありませんのでリスクがどうなるかの判断はできませんが、いざという時に入院できるのと入院できないのとでは精神的な負担がかなり違ってくるのではないでしょうか。

ですから避けられるリスクは避けた方がいいと私は思います。
避けられるリスクというのは対面での家庭教師です。
現在対面での家庭教師をお願いしているご家庭は、オンラインの家庭教師に切り替えてみるのはいかがでしょうか。

オンライン家庭教師の私に切り替えて下さいね♡という話ではありません。
今教えてもらっている家庭教師の方にオンラインでの授業をしてもらうのはいかがでしょうか。

いやーオンラインってなんか、うーーん、なんかアレだよねぇ、って思う方も多いと思います。
ただはっきり言うと、オンラインでも対面でもほぼ変わりません。
まずは試してみるのがいいでしょう。

オンラインの授業って簡単にできるんです。
では、オンライン授業に必要なもの、オンライン授業をする際の家庭教師側&ご家庭側のメリット・デメリットについてみていきます。

オンライン授業に必要なもの

オンライン授業に必要なものは以下の通りです。私は算数を教えているので算数の授業で必要なものついて記していますが、教科によっては不要のものもあるかもしれません。

家庭教師側
・パソコン(※1)・・・自分の顔を映す&生徒の顔を見る
・タブレット・・・生徒の手元(ノートなど)を見る
・スマホ・・・自分の手元(ノートなど)を映す
・スマホを固定するアーム(※2)
・そこそこのインターネット環境(※3)

ご家庭側
・パソコン(※1)またはタブレット・・・自分の顔を映す&先生の顔や手元(ノート)を見る
・スマホ・・・自分の手元(ノートなど)を映す
・スマホを固定するアーム(※2)
・そこそこのインターネット環境(※3)

※1:パソコンはカメラ付きのもの。カメラが搭載されていない場合は、WEBカメラが必要。
※2:参考までにですが、私が使っているのはこれです。机によってどれがいいか変わってきます。
※3:これは実際に試してみるのがいいでしょう。試してみて速度が遅いようであれば光回線等への変更を検討して下さい。

以上、これだけです。
自宅にwifi環境があれば、スマホやタブレットは契約する必要はありません。アマゾンなどで適当に探せば1台1万円程度でスマホやタブレットは購入可能です。

オンライン授業をするために何をすればいいのか

必要な機材はそろえたとして、どうすればオンライン授業ができるのかについてみていきます。いくつか方法はあると思うのですが、ここでは私が実際に使っている方法をご紹介します。

<準備(家庭教師&ご家庭)>
・全ての端末にzoomをインストールする。
・全ての端末で同じメールアドレスを使用できるようにする

<授業開始時>
・家庭教師がzoomの招待メールを送る。
・家庭教師もご家庭も、そのメールに記載されているzoomのリンクを全ての端末でクリックする

これだけです。
まぁ実際はやってみないとイメージがつかめないと思うので、やってみるといいでしょう。
やってみて、不都合な点があれば少しずつ改善していきましょう。

オンライン家庭教師のメリット・デメリット(家庭教師編)

オンライン家庭教師をする際のメリット・デメリットについてです。まずは家庭教師側からみていきます。

家庭教師側のメリット

家庭教師側のメリットは以下の通りです。

・移動しなくてよい
・トイレの心配が不要
・一人の生徒が発熱しても授業が普通にできる

移動しなくていいというのは、かなり大きなメリットです。特に夏は暑いですし!
トイレの心配もいらないです。意外と気を遣うものなんですよねー

現在対面授業の場合は、指導している生徒の内1人でも発熱したら、(定義には当てはまらないとは思いますが、気持ち的には)濃厚接触者である家庭教師自身もコロナ感染の危険があるため指導を休まざるを得ない状況だと思います。それも2週間程度。家庭教師は有給休暇などないので、これはかなりのダメージになるでしょう。オンライン授業であれば、仮に自身がコロナに感染していようと元気でさえあれば授業ができます。これが最大のメリットです。

家庭教師側のデメリット

家庭教師側のデメリットは以下の通りです。

・バー―っと見れない

なんかアホみたいな表現になってしまいました。
宿題なり、塾などで配られたプリントなり、成績表なり、手元にあるとバー―っとめくって見ることができるのですが、それができなくなってしまいます。

これがデメリットですが、これに関してはご家庭側に写メ等で送付してもらうことで解決できます。
なので、家庭教師側としてはほとんどデメリットは感じません。

オンライン家庭教師のメリット・デメリット(ご家庭編)

次にご家庭側のメリット・デメリットについてみていきます。

ご家庭側のメリット

ご家庭側のメリットは以下の通りです。

・交通費がかからない
・もろもろの配慮が不要

オンラインは移動しないので交通費がかかりません。これは分かりやすいですね。
もろもろの配慮というのは、例えば飲み物を出すとか、お菓子を出すとかそういうことを考えなくていいということです。あとは、人を家に呼ぶ為の掃除や片づけなどが不要になります。

ご家庭側のデメリット

ご家庭側のデメリットは以下の通りです。

・手元を映す作業がめんどくさい
・家庭教師が持っていない教材を送らないといけない

この辺りは結構大きなデメリットかなと思います。

まず、手元を映すということについて。
教科によっては不要かもしれませんが、算数の場合は書いている式を見たいです。上記に書いたアームみたいなものでスマホを固定してもらっていますが、中々思ったような位置で固定するのが難しいみたいです。最初はそこにわずらわしさを感じると思います。

教材について。
ほとんどの教材は一般に売られていなくてもメルカリやヤフオクで手に入るのですが、直近にテキストが改訂された場合やテスト問題はすぐに入手するのは難しいです。その場合は事前に写メやスキャンなどして送ってもらう必要があります。この点も手間がかかってしまいます。

まとめ

以上、オンラインでの授業についてみていきました。

まずは2,3,4度くらい試してみることをお勧めします。一度だけでは、やっぱり対面の方がいい!ということになってしまうと思いますが、最初が一番やりづらかったり違和感があったりします。何度か試してみましょう。
そうすれば、オンラインでも充分じゃん!って思うご家庭も多いと思います。

家庭教師との間ではコロナの心配をせずに受験を楽しみましょう!