2022年第1回首都圏模試 感想

今回は首都圏模試についてです。
ここ2・3年、後半は(1)から解きづらく以前の頃の難易度に戻ってくれないかなぁと思っておりましたが、望み通り戻ってくれました。努力が報われやすい模試だったと思います。それでは順に見ていきます。

大問1・・・(2)は工夫したいですね。全て正解できていたら素晴らしい。

大問2・・・(7)は解きづらい。それ以外はいずれも典型題。ただ、今の時期はちょこちょこ抜けがあるのが当たり前。1,2問の間違い、いや、3,4,5問の間違いでしたら十分に頑張っています!中学受験の算数の範囲は膨大すぎるんですよね。。。

正解している問題でも、理解しているかは確認しましょう。
中学受験算数の基本問題については中学受験算数の基礎問題解説のページでいくつか紹介しています。よかったらご参照下さい。今見ると変な解説もあるな。。。修正せねば。

大問3・・(1)は大問2以降で一番解きやすい。なんでこんなに簡単な問題があるかというと、(2)のヒントにするためです。それが分かっても(2)は現時点では中々解きづらいので、ここは落としても仕方ないです。

大問4・・・仕事算の基本です。ですが、何分のいくつという所が取り組みづらかったかなと思います。これを機に慣れましょう。

大問5・・・表面積は展開図の面積と同じという事が分かれば(1)は簡単。(2)は知らなきゃ無理かな。知らなくて解けた場合は空間把握能力が高いと思います。

大問6・・・(1)➀はルールを把握できたかどうかが全てです。例にある数列とルールを読み比べると、ルールが少し理解しやすくなります。➁は規則性に自信があるなら取り組んでみましょう。(2)は見なかったことにしましょう。

大問7・・・首都圏模試でたまーにある2択。分からなくてもどっちかに〇をしておきましょう。大問6と同様、ルールを把握できれば(1)は簡単、(2)は存在しませんでした。

大問8・・・(1)は1~9のどれかが答えなので、とりあえず埋めましょう。小学生には論理的に答えを導くのが難しいと思います。現実的には、適当にあてはめて上手くいったときのDの数字を書くのがいいかな。(2)はなにか一組でも見つければ書いてあげましょう。