予習シリーズ5年上第9回の差集め算です。
ここでは練習問題についてポイントを見ていきます。基本問題を既に解いていることを前提に書いていきます。基本問題のポイントについてはこちらをご覧下さい。
<大問1>
最初は難しく感じると思いますが、絵や図を描くと状況が分かりやすくなります。
出てきた数字がイスの数なのか、人数なのか理解して分かれば一番いいのですが、もしよく分からなくともこの問題は解けるようにしておきましょう。
なお、基本問題の大問1を何となく解いていると、イスの数と人数を取り違えると思います。
<大問2>
基本問題の大問3と考え方は同じです。冊数をそろえるのがポイントです。
ただ基本問題の大問3が解けたとしてもこの問題が解けるかどうかは別です。整理の仕方次第です。差集め算はなかなかやっかいです。
<大問3>
こちらも考えることは基本問題の大問3と同じではあります。リンゴの個数をそろえるのが分かりやすいです。大を4個増やすもしくは小を4個減らすと、余りや不足がいくらになるか考えましょう。
分かっているものが変わるだけで難しく感じますね。初見で解けなくても解説を見て納得できればいいでしょう。
<大問4>
基本問題の大問4に似ています。
ただ同じようには解けません。子供の数と大人の数が同じだったらどうなるかを考えてあげましょう。
<大問5>
表を使えば基本問題の大問4と同じように解けます。
ただ解き方によっては同じように解くことができません。そういう時はつるかめ算の面積図を2種類書いて合体させることで処理しましょう。
<チャレンジ>
(1)男子と女子で分けて整理しましょう。全部でいくらどっちが多いのかを考えてあげます。
(2)余りは足す、不足は引く、と機械的にやっていると間違えます。文面によっては、同じ表現でも式が変わってくることを認識しましょう。
<まとめ>
差集め算は難しい分野だと思います。
目指す学校によっては「理解しなくても解ければいい!」と割り切ることも必要です。
状況に応じて、どこまで理解しなければいけないのかを考えてあげましょう。