規則性:第6回 四角数の数列

今回も中学受験算数の規則性の問題を解説していきましょう。
規則性の第6回目です。

今回は四角数というものについて見ていきます。

このページを理解するのに必要な知識

    特になし

導入

ドク
今回は四角数というものについて見ていくぞい
さとし
四角数?前回の三角数みたいなもん?
ドク
まぁ似たようなもんじゃ。四角数というのは、四角になる数列のことじゃ
さとし
三角数は三角になる数列だったね
ドク
四角数というのはこういうことじゃ


さとし
四角形だね
ドク
では問題じゃ~

さとし
えー

問題

1,4,9,16・・・という数列の100番目の数を求めなさい

解説

さとし
1,4,9,16ってさっきの四角形の下に書いてあった数字だね
ドク
そうじゃ。あれはマルの数を表しておるじゃろ?
さとし
そうじゃな。って、また100番目の数を出すの?いつも同じで芸がないね

ドク
・・・どういう規則性かわかるかのう?

さとし
それはわからないよ
ドク
今回は平方数になっているんじゃ

さとし
平方数?
ドク
同じ数字同士をかけた数のことじゃ。こういうことじゃな

さとし
なるほどね。わかったよ。簡単だね
ドク
ほうほう

さとし
1番目の数は1×1=1、2番目の数は2×2=4、3番目の数は3×3=9、4番目の数は4×4=16ってことだね
ドク
そうじゃそうじゃ。では100番目の数はどうじゃ

さとし
余裕だね。そういうことなら、100番目の数は100×100=10000だね
ドク
うむ、正解じゃ

さとし
よくできました。今回は楽勝だったね

まとめ

今回は四角数というものについて見ていきました。
1,4,9,16で始まる数列があったら、四角数だ!とピンとくるようにして下さい。

ドク
次回は暦(曜日)に必要な知識について見ていきます。