予習シリーズ(2022年度改訂版)予習シリーズ5年上第2回いろいろな図形の面積です。ここでは基本問題についてポイントを見ていきます。
<大問1>
(1)台形です。公式を使って処理しましょう。補助線を引いて三角形に分けてもよいです。その際は、底辺と高さの場所に注意しましょう。
(2)変な形です。面積の求まる形に分けてあげましょう。
(3)補助線を引きましょう。底辺と高さの場所に注意です。間違った補助線を引いた場合の高さの場所も確認しておきましょう。
(4)一辺×一辺以外の出し方を覚えましょう。ひし形と同じように出せます。
(5)これもひし形と同じように出せます。
(6)等積移動しましょう。底辺と高さが変わらなければ、面積も変わりません。
(7)(8)おうぎ形の面積の出し方を学びましょう。
(9)工夫すると簡単に出せます。なぜ交点が弧の真ん中なのかを考えると、意外と苦労するでしょう。
<大問2>
角度の問題ではないのに、角度が書いてあるものは怪しみましょう。45°と書かれているので、直角二等辺三角形ではないか?と疑いましょう。
<大問3>
(1)合同条件によって見つける、というより左右対称を利用するのがいいでしょう。BDを中心に見ると分かりやすいと思います。
(2)正方形を対角線で区切ったところの角度は45°です。あとはどうやっても解けるでしょう。
<大問4>
(1)1(4)と同じです。
(2)初見ではかなり難しいです。円の面積を求めたいのに半径が分からない!
円の面積の公式は「半径×半径×円周率」。これをよく見ると、半径が分かる必要って実はないんです。そう、半径×半径が分かればいいのです!ちなみに半径は出せません(中学入ったら出せます)
たまにルートで教わってくる子がいるのが恐ろしい( ゚Д゚)
なお、練習問題の大問2がこれと同じ考え方です。そして、そっちの方がきっと初見でも分かりやすいので最初はこっち飛ばして練習問題を解くのもありです。
<まとめ>
5年から通塾を始めた場合かなり大変そうです。その場合でも少なくとも大問1はスラスラできるようになるまで反復しましょう。
内角の和とか、対角線の本数とか、三角定規の問題がない・・・。4年下には載ってるけど。ということで、場合によっては4年のテキストも併行してで図形の学習をするのがいいでしょう。