中学受験算数のつるかめ算(鶴亀算)の問題をわかりやすく解説していきましょう。今回はつるかめ算の基本的な解き方・考え方です。
つるかめ算は面積図が使える場合は面積図を使って解く、そうでない場合は「もし、全部〇〇だったら」と考えて解くのが一般的です。今回はつるとかめが出てくる典型的なつるかめ算の問題を、面積図を使う方法・使わない方法の2通りの解き方について分かりやすく説明します。
面積図は簡単に解くことができますし、面積図以外の方法は汎用性がありますのでどちらも長所があります。できれば2通りの方法をマスターしていって下さい。
他のつるかめ算の問題&解説はつるかめ算のまとめページをご覧下さい。
つるかめ算の問題
面積図を使う解き方、使わない解き方の2通りの解き方を見ていきましょう。
面積図を使う解き方
まずは面積図を使った解き方です。
先に面積図の描き方をお見せします。その後、なぜそういった面積図になるのかを説明していきます。
面積図の描き方
面積図の解き方
80-64=16じゃ
4-2=2だ
16÷2=8だね
20-8=12匹だね
なぜこの面積図が成り立つのか
面積図を使わない解き方
・つる:20羽
・かめ:0匹
→足が4本増える
・つるを1羽減らす
→足が2本減る
[結果]
足が2本(4-2)増える
かめ:0+12=12匹
となります
まとめ
面積図、最初はどこに何を書いていいか戸惑うと思います。ツルとカメの問題なら決まりきっていますが、ツルとカメを使わない問題も多数あります。面積図の理論をしっかり考えて、というよりは色々な種類の問題を解いて慣れましょう。いちいち考えないで何となくで描けるようになります。ですが、何となくでは描けない問題に当たった場合はしっかりと考えて描く必要があるので理論も理解しましょう。
面積図を使わない方法も正しく理解しましょう。面積図が簡単には描けない問題も出てきます。
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