予習シリーズ5年上第9回の差集め算です。ここでは基本問題についてポイントを見ていきます。
<大問1>
(1)同じ数ずつというのがポイントですね。1個ずつ買うといくら違うのかを考えましょう。
(2)1人に配る個数は2個違います。14個余る=配った数が14個違う、と考えれば解けるでしょう。
(3)~(6)いずれも、全体に配った個数の差と1人に配った個数の差を考えます。この4問を通して差集め算に慣れましょう。差集め算の解き方は、線分図・式でゴリ押し・面積図・表など様々な解き方がありますが、表を使った解き方が一番分かりやすいと経験上感じています。
<大問2>
(1)国語がある程度できる人は問題なく解けるでしょう。全然分かんない!という場合は絵などで表して状況を確認しましょう。
(2) (1)がヒントになっています。(1)ができれば、あとは大問1と同じように考えることができます。
<大問3>
(1)これも大問2(1)と同じく、国語がある程度できる人は問題なく解けるでしょう。全然分かんない!という場合は絵などで表して状況を確認しましょう。
(2) これも大問2と同じく(1)がヒントになっています。予定の個数と、実際に買った個数を間違えないようにしましょう。
<大問4>
「買う枚数をとりちがえた」=「買う枚数を逆にした」というこです。
予定より120円高くなったというところから、予定では50円切手と90円切手のどちらを何枚多く買う予定だったかが分かります。
あとは和差算です。
可能でしたら大問1,2,3と同じように表を書いて解いてみましょう。そうすれば練習問題の大問5もこの問題と同じように解くことが出来ます。
<まとめ>
差集め算は、なんとなく解くと結構正解できるけれども文章が少し変わると間違えてしまう、ということが起きやすいです。理解が結構難しいと思います。
他の分野との絡みも少ないので、状況によってはこの章は理解はなんとなくに済ませて、他の単元に力を注ぐという戦略もあります。きちんと理解するんだ!という場合は、まずは大問1をしっかりと身につけましょう。