今回は速さの基本である3公式の問題について学びましょう。
速さの第2回目です。
ちなみに速さの3公式の問題とは次のことです。
1.速さ×時間=距離
2.距離÷速さ=時間
3.距離÷時間=速さ
速さの公式(はじき・きはじ等と言われています)を書きましたが、このページでは公式を使わないで速さの3公式の問題を解説しています。速さの公式って無意味すぎるので・・・。
速さが苦手な方はこのページで速さの基礎をしっかりと身につけましょう。
算数が苦手な人向けに解説しているので、余裕だよという方は適宜飛ばして下さい。
※解説の目次ページは「基礎問題解説一覧」をクリックしてください。「速さ」の目次もそこにあります。
概要
このページを理解するのに必要な知識
速さの問題を解くためには「分速」や「毎分」などの意味を覚える必要があります。これらの意味が分からないという方は、まずは速さ:第1回 速さで必要となる知識をご覧下さい。
導入
以下、速さの3公式の問題を解説していきます。
公式と共に問題を書いていますが、決して覚えて欲しいということではありません。ムリヤリ公式を覚えてそれに当てはめて解いている人向けに、どの問題がどの公式にあたるのかを書いているだけです。問題文の意味が分かれば公式なんか不要だということを、下の問題・解説を通して認識しましょう。
速さをまだ習っていない人は、公式は無視して問題を解いていきましょう。
それでは、順に見ていきます。
速さ×時間=距離の問題
問題を通して速さの基礎を身につけましょう。まずは1問目です。
問題
時速50kmの自動車で3時間走ると何km進みますか?
回答
50×3=150km
解説
距離÷速さ=時間の問題
問題を通して速さの基本を身につけましょう。2問目です。
問題
80mを毎秒10mで進むと何秒かかりますか?
回答
80÷10=8秒
解説
距離÷時間=速さの問題
問題を通して速さの基本を身につけましょう。3問目、ラストです。
問題
たかし君は15分間に750m歩きます。たかし君の分速は何mですか?
回答
750÷15=50m/分
解説
問題が解けなかった方へ
問題1は「かけ算」、問題2・3は「割り算」の問題です。
解けないということはかけ算・割り算がマスターできていないということです。
もし解けないときは無闇に公式を暗記して解こうとするより、まずはかけ算・割り算の復習をしましょう。
まとめ
速さの3公式はかけ算・割り算。
問題が解けないからといって公式を暗記するのではなく、解けない場合は学校のドリルでかけ算・割り算を復習しましょう。
回りくどいように感じるかもしれませんが、それが「基礎を固める」ということです。