ドラクエ算数

みなさん、歩いていますか?私は先日スマホに変えたところ、友達にドラクエウォークをやるよう命令されたので今は歩きまくっております。歩くだけでレベルが上がるっていいですね。

健康管理の為、歩いた距離に応じたオススメのメニューがスライムから提示されるのですが、サボっているとメニューとして水をオススメされます。非情なスライムです。

さて、そんなドラクエから算数の問題集が出ているようです。

2019年に出版されていたみたいですね。不覚にも知らなかった・・・。早速購入してみましたが、これがあれば楽しく算数が勉強できそうです。いくつか種類がありますが、ここでは推奨学年:2年生版について見ていきます。

ドラクエ算数の概要

読者自身が勇者となり、算数の力で巨悪なモンスターたちを倒して世界を救う問題集です。全部で40章、80ページあります。毎日1章ずつクリアすることにより1ヶ月ちょっとで世界を救うことができます。

ドラクエの世界観で算数が学べる内容となっています。「メラを何回放てばドラキーを倒せるでしょう?」みたいな問題です。絵が豊富なのでドラクエのことを知らなくてもその世界観を楽しむことができると思います。

足し算・引き算がメインですが、かけ算・割り算・宮本算数パズルみたいなパズル問題も出てきます。大人でも苦戦しそうな問題もあり「家族でちょうせん!」というコーナーもあります。(つるかめ算や周期算が出てきます)

イラストが豊富で足し算の章・引き算の章などという風に分かれていない為、何も考えずに式を立てるということを防ぐことができるでしょう。四則演算が混じったドリルがあまりないため、こういう問題集は非常にありがたいです。

対象となる読者

・小学生
・算数に極端に苦手意識のある大人
・マドハンドのチョキを見たい人

対象となる学年

本書には推奨学年2年生と書いてあるのですが、2年生だとまだ難しいと思います。2年生から3年生に上がるタイミングや、3年生以降に解くのがいいでしょう。算数が嫌いだという方や苦手意識がある方は6年生から始めてもいいと思います。

中学受験する場合は?

中学受験をする場合は3年生がちょうどいいと思います。既に塾に行っている場合も1日1ページなど塾と並行して進めるのがいいでしょう。ですが、無理やりやらせる意味はありませんので、興味を示さない場合は解く必要はありません。

4年生以上で算数に特に問題がない場合は、学力アップのためには不要でしょう(一部パズルなどは、やった方がいいはいいです)。

算数に苦手意識がある人こそ使いましょう

算数に苦手意識がある人は大体次のような特徴があります。
・文章を映像化するのが苦手
・文章はきちんと読まず数字だけをひろって式を立てる
・とりあえず式を覚えている

ドラクエ算数の特徴は次の通りです。
・絵が豊富で、問題の状況がつかみやすい
・ドラクエの世界観で問題を作っているので、見たことあるような問題がない

よって、苦手な側面が薄くなり結構楽しく算数をできるのではないでしょうか。特に中学受験の勉強をしていて式を訳も分からず暗記させられている場合は、算数は考えて式を立てる科目であることを認識させるいい教材だと思います。

その他のドラクエのドリルシリーズ

今回ご紹介したのはドラゴンクエストゆうしゃドリル 小学校低学年向け算数編 推奨学年:2年生ですが、この他にも算数編 推奨学年:1年生漢字編 推奨学年:2年生等もあるようです。

スクウェア・エニックスさん、高学年版もぜひ発売して下さい!