数の性質:第3回 倍数とは?意味と求め方を学ぼう

中学受験算数の数の性質の問題を解説していきましょう。
数の性質の第3回目です。

今回は倍数について見ていきます。

倍数は約数に比べると意味も分かりやすく、求めるのも簡単です。
今回は非常に短いですが、「倍数」の意味も求め方もすごく重要なのでしっかりと勉強しましょう。

※解説の目次ページは「基礎問題解説一覧」をクリックしてください。「数の性質」の目次もそこにあります。

このページを理解するのに必要な知識

特にありません

導入

ドク
今日は倍数についてじゃ
さとし
倍数は小学校でも習ったよ
ドク
では、倍数とはなんじゃ?
さとし
それは忘れたよ

倍数の意味と求め方を学ぼう

ドク
倍数というのは「ある数を整数倍した数」のことじゃ
さとし
整数倍?
ドク
小数や分数ではなく整数をかけるということじゃ。例えば、3の倍数は?と聞かれたとするじゃろ
さとし
うん
ドク
3の倍数というのは、3に整数をかけた数のことなのじゃ。例えば3×1=3、3×2=6、3×3=9じゃろ?
さとし
じゃな
ドク
じゃから3の倍数は3、6、9・・・となるのじゃ
さとし
それだけ?1から順にかけていけばいいんだね?
ドク
そうじゃ
さとし
じゃあさっさと終わらせちゃおう

問題

5の倍数を小さい方から順に3つ答えなさい。

回答

5×1=5
5×2=10
5×3=15

よって答えは5,10,15。

解説

さとし
5×1=5でしょ。で、5×2=10でしょ。5×3=15。だから5、10、15だね
ドク
正解じゃ。倍数については以上じゃ
さとし
これだけなの?やったね。遊びに行こー

まとめ

倍数というのは「ある数を整数倍した数」のことです。
今回は短いですがこれで終了です。

ドク
次回は公約数について見ていきます